施設長あいさつGreeting

障がい者の自立を目指して

「まごころファーム川越」は、障がい者の自立を目指すために設立しました。障がい者が持てる能力を十二分に発揮できるように、職場環境を整え、各個人に必要な支援を実施することで、地域で稼いで、楽しく暮らすことを目指しています。

私たちは、椎茸菌床栽培を中心に生産活動を行っています。私たちが作った椎茸は、川越市内外の農協直売所やショッピングセンターなどに出荷し、販売しています。「まごころの椎茸は美味しいね」と評判になる椎茸を作って、地域社会の皆さんに喜んでもらいたいと思っています。

私たちと一緒に働いて、自立して、楽しく暮らしませんか?

スタッフ一同お待ちしています。

代表理事 倉本智史

作業風景
しいたけ

目標は「工賃日本一!」

私は、これまでいくつかの就労継続支援事業所での勤務を経験し、障がいのある方々の就労を支援する現場や関係機関と関わってきました。そして、どの事業所においても、「工賃を向上させることの難しさ」に直面してきました。

埼玉県における就労継続支援B型の平均工賃(令和元年)は、15,009円です。これに障害者年金を合わせても一カ月の収入が10万円に達しません。例えば、グループホームに住む場合、その利用料を支払うと、手元には現金がほとんど残りません。これでは、ただ生活するためだけに働いているようなものです。本来、「働く」と「楽しむ(ご褒美)」はセットであり、それは、障がいある方もそうでない方も違ってはいけません。私は、「世の中には、楽しいことがまだまだたくさんあるんだ」ということを伝え、そして「自身で見つけて欲しい」という想いを胸に、日々利用者様と接しています。一度きりの人生です。人生を楽しむことをあきらめないでほしいです。

そのためにも、私たちまごころファーム川越は、「工賃日本一」を目指しています。自分で自由に使えるお金が多ければ多いほど「次は〇〇を買おう」「次は〇〇しよう」と楽しみが増えて、生活の質が向上します。そして、「もっと頑張って働こう」という意欲向上にも繋がります。さらに、生活介護を利用されている方々にも、できる限り生産活動に関わっていただき、少しでも多く工賃をお渡しできるよう、日々支援に取り組んでおります。

「工賃日本一」という、壮大で果てしないこの目標達成までの道のりは、まだまだ険しいものだと自覚していますが、日々精進し、保護者様、関係機関、その他全ての心強いお力添えを胸に、この目標を必ずやり遂げて見せます。

管理者兼サービス管理責任者 木下 亮

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